花の色は

うつりにけりな

いたづらに

わが身よにふる

ながめせしまに

主題: 衰えゆく容色への嘆き

出典: 出典不明

上の句解釈: 花の色は長雨の間に色あせてしまった。

下の句解釈: 私も物思いも,(花の色と同じように)ふけっている間に衰えてしまった。

名前: 小野小町

人物紹介: 小野 小町 は、平安時代前期9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。