なげけとて

月やは物を

思はする

かこちがほなる

わがなみだかな

主題: 月を見て恋人を恨む

出典: 千載集

上の句解釈:

下の句解釈:

名前: 西行

人物紹介: 西行(さいぎょう)、元永元年(1118年) - 文治6年2月16日(1190年3月31日)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士・僧侶・歌人。父は左衛門尉・佐藤康清、母は監物・源清経女。同母兄弟に仲清があり、子に隆聖、女子(単に西行の娘と呼ばれる)がある。俗名は佐藤 義清。憲清、則清、範清とも記される。出家して法号は円位、のちに西行、大本房、大宝房、大法房とも称す。