天の原

ふりさけ見れば

春日なる

三笠の山に

いでし月かも

主題: 月に託す望郷の思い

出典: 古今集

上の句解釈: 大空を仰いで見ているこの月は、春日にある,

下の句解釈: 三笠山に出ていた月と同じ月 を見ているのだなあ

名前: 阿倍仲麻呂

人物紹介: 阿倍 仲麻呂 は、奈良時代の遣唐留学生。姓は朝臣。筑紫大宰帥・阿倍比羅夫の孫。中務大輔・阿倍船守の長男。弟に阿倍帯麻呂がいる。