やへむぐら

しげれる宿の

さびしきに

人こそ見えね

あきは来にけり

主題: 荒れはてた住まいに、寂しい秋

出典: 拾遺集

上の句解釈: 蔓草の茂った家。こんな寂しいところに

下の句解釈: 人こそ訪ねてこないが、秋はやって来てしまった。

名前: 恵慶

人物紹介: 恵慶(えぎょう、生没年不明)は平安時代中期の日本の僧、歌人。恵慶法師とも。中古三十六歌仙の一。