わびぬれば

今はた同じ

難波なる

身をつくしても

あはむとぞ思ふ

主題: 身を捨ててもという激情

出典: 後撰集

上の句解釈: もうここまで行き詰まってしまったのだから、今となっては,(難波潟の澪標ではないが)

下の句解釈: 身を潰しても、あなたにこそ,逢おうと思う。

名前: 元良親王

人物紹介: 元良親王 は、平安時代中期の皇族、歌人。三品兵部卿にまで昇った。