春すぎて

夏来にけらし

白妙の

衣ほすてふ

天の香具山

主題: すがすがしい夏の訪れ

出典: 出典不明

上の句解釈: 春がすぎて、夏がきたんだなあ

下の句解釈: 夏になったら香具山に白い衣を干すということを聞いた。

名前: 持統天皇

人物紹介: 持統天皇 は、天武天皇の皇后で、日本の第41代天皇。実際に治世を遂行した女帝である。諱は鸕野讚良(うののさらら、うののささら)。和風諡号は2つあり、『続日本紀』の703年(大宝3年)12月17日の火葬の際の「大倭根子天之廣野日女尊」(おほやまとねこあめのひろのひめのみこと)と、『日本書紀』の720年(養老4年)に代々の天皇とともに諡された「高天原廣野姫天皇」(たかまのはらひろのひめのすめらみこと)がある(なお『日本書紀』において「高天原」が記述されるのは冒頭の第4の一書とこの箇所のみである)。漢風諡号、持統天皇は代々の天皇とともに淡海三船により、熟語の「継体持統」から持統と名付けられたという。