これやこの

行くも帰るも

別れては

しるもしらぬも

相坂の関

主題: 逢坂の関にまつわる思い

出典: 後撰集

上の句解釈: まさにここが、行く人も帰る人も,別れてはまた会う,

下の句解釈: 知っている人も知らない人も、逢うという、逢坂の関なのだなあ。

名前: 蝉丸

人物紹介: 蝉丸(せみまる、生没年不詳)は、平安時代前期の歌人。古くは「せみまろ」とも読む。